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人はなぜ大穴(穴目)を狙うのか……?
競輪に限らず、ギャンブルをやっている人は大穴を当てることを夢見ているよね?いつかは十万車券を当てたい……。こんなことを考えたことは君もあるんじゃないかな?
少なくとも俺はそう。なので、予想紙の本命◎とは違う目を買うようにしている。家族や友人からは、常軌を逸した変態扱いを受けることもあるがそのスタンスを変えるつもりはない(笑)だって、競輪みたいなギャンブルをやるんだったら夢を見たいよね。
とはいえ、ここだけ聞くと、本当にギャンブル狂のように聞こえるよね。
お前、アホかと(笑)。本当は、そんな男のロマン的発想で穴目を狙っているわけではない。実は俺なりに、ちゃんとした理論に基づいて競輪で穴目を買うようにしてる。
なぜ穴目を狙うのか? また、1日を通して勝つためにはどうしたらいいのか?
そこを考えれば答えは簡単だ。カチカチ決着のレースを何回当てようとも1日のレースでは結局勝てない。なんてことはよく起こる。当たり前の話だけど、10倍以下のオッズに買目10通りで買っていたっていつまで経っても勝てない。
だから俺は、常に少なくとも50倍のオッズを狙うようにしている。ちなみに、俺は大体1レース、6〜12通り買うんだけど、それの的中率が大体2〜3割程度。その程度の的中率で、1日を通じて勝とうと思ったら、やっぱり平均50倍は当ててないと結局負けちゃう。
最近は、新型コロナの関係で、7車建てのレースが多くて、オッズも控えめなものが多発しているけど、オッズ高いものに賭けることはぶらさない。
だからといって、ただ闇雲に穴目を狙っている訳ではないよw
理論に基づき穴目を狙っているのでその方法を君にこっそり教えます。
タップできるもくじ
展開予想を覚えよう!
展開予想とは競輪選手がレースをどのように展開するか予想することだ。人それぞれやり方があると思うんだけど、今回は、俺のやり方で説明するね。
競輪を人生に例える
競輪に限らず、ギャンブルレースはとにかく人生に例えられることが多い。
それは、一瞬の判断や巡り合わせがその後のレースに大きく影響するってとこが、なんとなく人生に似ているからだと思うんだけど、競輪の場合、2000メートル近く走るレースの結果が、一瞬の判断で決してしまうってところがまさに人生そのものって感じ。
一瞬の判断が命取りになることも……。その日のレースでたまたま起こる「レア」なことが大穴演出の鍵となるんだけど、穴目狙いの基本は、その「レア」ケースが起こるか起こらないか?
の見極めだと俺は思っている。何も、落車や雨風などの天候ばかりが穴を演出しているわけではないんだよ。
競輪に限らず、勝負事において、基本的には強い者が勝つ。これは当たり前。でも、1年に何十、何百とレースをしていれば、どんなに強い選手もたまには、格下に負けることだってある。つまり、強い選手は負けない確率が高いけど、100%勝つわけではないんだよね。
つまり、穴目狙いと言うことは、その、レアなケースをきっちり予想して当てる。という事になるんだ。実際のレースを観戦したことのある人ならわかると思うけど、競争得点に、いくら大きな点差があったとしても、ゴール前の差はほとんどないレースが圧倒的に多い。タイムにしたらコンマ何秒の差しかないんだよね?
これって、たまたま、一番強い選手が、レース中に、くしゃみ一発したら帳消しになるレベルの差しかないってこと。つまり、極端な話、同じクラスで戦う競輪レースの場合、個々の力量の差ってのは、くしゃみ一発レベルの差しかないってことがいえる。
穴が出やすいケース
先ほども少し話したけど、雨や風などの天候もレース結果に大きな影響を及ぼしている。でも、毎回天候頼みってのも効率悪いよね?だったら、いつでも起こりうる「穴」の出やすいケースについて考えていこう!
次に比較的大きな配当が得られそうなケースを紹介する。
初日特選レース
初日特選レースとは、初日に行われるシード選手のエキジビションレースみたいなもの。このレースは、全員が、準決勝や二次予選など、次の上位レース出場が確約されているレースって事になる(最近は違う場合もある)。さらに、競争得点や近況の成績など、実力の近い選手が戦うので、オッズもすごく割れやすい。
したがって、初日特選はまあまあの配当がつくケースが多いって事になる。初日特選レースと場合、通常の勝ち抜き戦とは異なり、普段やらないような戦法を試すラインがいたりする。
ここに、穴の要素が隠れている。
決勝
最終日の最終レースに行われる決勝戦。
連日のレースで勝ち上がってきた選手たちが、優勝を争うレース。
まさに最終戦。誰もが夢見る優勝に後一歩。そういうレースだと、当然選手のモチベーションも他のレースとは違うだろうし、自分でなくとも、同ラインから優勝者を出す!なんて事を考える選手もいたりする。
イケイケの若手が、自分の順位を犠牲にして、ラインで優勝者を出す! というモチベーションの元、最後自分がへたると分かっていても、ガンガン先行して、番手以降の選手を勝たせようとしたりする。そうなってくると、どんなに成績上位のラインといえども対抗は中々厳しくなるんだよね!
本命の捲りラインに対して、失格ギリギリのブロックをお見舞いしたり、展開も目まぐるしく入れ替わったり。見ている方は見応えあるのだろうけど、展開が二転三転するレースも多いので、2センターあたりはゴチャゴチャなんて事も。そうなれば、大きな配当に期待ができる。
本命ガチガチのレース
予想紙で◉の印のついているレース。
1着期待度80%以上の硬いレースなんだけど、このマークのついているレースこそしっかり考えるべきだと俺は思ってる。オッズが偏れば、本命以外が勝ったりすると相当な配当が期待できる。基本的には、◉マークの選手が勝つんだけど、負ける場合の展開もしっかり考えておくべき。
◉マーク選手が自力選手であれば、番手選手の差し切りを考えてみたり。他のラインが結託して、◉マークの選手を最後方に置こうとしたり。さまざまな展開を予想してみると、案外◉マーク選手の負ける目ってのも見えてきたりする。
負け戦で勝ち星のない地元エース出走
勝ち抜きに失敗した地元エースが、なんとしても勝ち星を獲得すべく、同地域で結託するようなレースがあった場合、オッズは、その地元選手に集中するのだけど、稀に、気負いすぎてそのエースが自滅するって展開があったりする。
これは、選手の気持ちを知らなければ予想は難しいかもしれないけど、安易に地元エースの看板の人気に相乗りするのは若干危険。
他ラインがどう対抗してくるのか、その辺りの展開予想もしっかりしておこう!なんか、奇襲めいた攻撃を仕掛けてくるラインがあるかも!
競輪には、「地元3割増し」と言う格言がある。
言葉の通り、地元選手は、普段より3割強い。
実際、仕掛けどころや抜きどころを熟知した地元選手が有利なのは揺るぎのない事実で、普通のレースなら、3割増した評価で予想するのは全然間違いではない。
ここで、俺が言いたいことは、地元選手が気負ってしまった時、頑張りが空回りしてしまう……って事が起こりえるということ。過度な緊張感は、レースには不要なのかもしれない。
まとめ
競輪で穴目決着が起きやすいシチュエーションについて解説しました。競輪に限らずだけど、強いものは必ず勝つ!ということは絶対にあり得ない。格下の弱小選手が、まんまと勝ちを掴むなんてレースも頻繁にあったりする。どうしても、本命ガチガチのレースでは、トリガミを防ぐために買い目を抑えて買いがち。
それはそれで、正しい判断だけど、そればっかりでは、せっかくの穴目をとりこぼしてしまう恐れもある。まず初めにやらなければならないことは、硬そうなレースこそ、しっかり展開の予想をしていって、穴目の可能性を探るって事がすごく大事だと俺は思うよ。また、機会があれば具体的な予想方法も紹介したいな。
今回は以上です。
ではまた!