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東京オリンピック2020自転車競技|金メダルに届く競輪選手は一体誰だ!?

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どうも健太です!

現在開催中の東京オリンピック2020。新型コロナウイルス感染症の影響により1年延期されたものの、その影響を微塵にも感じさせない熱戦が、連日展開されている。

今回紹介する自転車競技、日本からは本職の競輪選手をはじめとして総勢6名が参加。その出場種目や選手の横顔・展望などを解説します。


東京オリンピックが延期決定?いつ開催される?【口コミ・評判あり】

東京オリンピックが延期決定?いつ開催される?【口コミ・評判あり】

出場種目は全部で4種目

日本人6名が出走するのはすべてトラック競技のスプリント・ケイリン・オムニアム・マディソンと4種目。開催場所はすべて静岡県伊豆市の伊豆ベロドロームである。

スプリント

男子:8月4日(水)~6日(金)

女子:8月21日(土)~8日(日)

スプリントとは決められた周回を2人で競うレース。かつては相手選手を牽制するために途中で停止したりすることもあり(現在は禁止)、そのため位置取りの差が、勝敗に大きく影響する。

男子では1984年坂本勉(銅)以来のメダル獲得が期待される。

ケイリン

男子:8月21日(土)~8日(日)

女子:8月4日(水)~5日(木)

「ケイリン」は日本で開催されている競輪にならっているが、競輪と区別するために「ケイリン」と表記されている。内容は競輪とほぼ一緒。

しかし、競輪は選手同士の連携による集団戦であるのに対し、ケイリンは個人戦であり、競輪の技術・戦術は必ずしも通用しない。

こちらも男子では2008年永井清史(銅)以来のメダル獲得が期待される。

オムニアム

男子:8月5日(木)

女子:8月8日(日)

オムニアムとは、スクラッチ・テンポレース・エリミネーション・ポイントレースの4種目を1日間で行い、その成績をポイントに置き換えて順位を決定する。

4種目の合計距離は男子70㎞、女子50㎞と非常に長く、速さだけでなく持久力も要求される過酷な競技といえる。

マディソン

女子:8月6日(金)

マティソンは、今大会から導入された新種目。

二人一組で交代しながら30kmの距離を戦い(男子の場合は50㎞)、各チームの周回数とレースの間に設定されたスプリントポイントの獲得点数によって順位が決定される。

男子出場選手の顔ぶれを紹介!

(左から、新田・脇本・橋本各選手)

出場選手1:新田祐大(にった・ゆうだい)35歳

氏名 新田祐大
よみかた にったゆうだい
所属 福島県
期別 90期
年齢 35歳
級班 S級S班
戦法 先行・捲り
出場種目 男子スプリント、男子ケイリン

 

新田選手は競輪選手の頂点であるS級S班9名に名を連ね、特別競輪8勝を誇る実力者。

選手として本格化した2015年以降は毎年1つタイトルを獲得しており、輪界実力日本一決定戦であるKEIRINグランプリには、2020年まで6年連続で出場している。

自転車競技の国際大会でも7つのメダルを獲得しており、2006年のアジア競技大会では成田和也・渡邉一成の「福島トリオ」で、チームスプリント金メダルを獲得している。

師匠の班目秀雄(まだらめ・ひでお)も、1964年東京五輪の自転車タンデムスプリント代表であり、師弟揃ってオリンピアンとなった、輪界では稀有な例である。

2020年は五輪延期に伴い、6月から通常の競輪に復帰しつつ、今大会に向けて調整を続けてきた。

2021年は五輪に備えて競輪には出場しておらず、年齢的にも五輪メダル獲得のラストチャンスのはず! 今大会に向けての並々ならぬ意気込みがうかがえる。

 

出場選手2:脇本雄太(わきもと・ゆうた)32歳

氏名 脇本雄太
よみかた わきもとゆうた
所属 福井県
期別 94期
年齢 32歳
級班 S級S班
戦法 先行
出場種目 男子スプリント、男子ケイリン

 

脇本選手は、先述の新田と同様に、S級S班9名に名を連ねる競輪界の実力者。

一度先頭に立つと、後続を寄せ付けない速さで突き放す強さを持つ。

2019年の日本選手権競輪では4日間すべて1着の完全優勝を果たし、大会としては33年ぶり、グレード制導入後では21年ぶりの快挙を成し遂げた(2020年も高松宮記念杯で4日間1着の完全優勝を遂げる)。

自転車競技では、2016年のリオデジャネイロ五輪で男子ケイリン代表に選ばれており、2020年も世界選手権自転車競技大会の男子ケイリンで銀メダルを獲得するなど、国際大会における戦績も豊富であり、年齢的にもメダルへの期待は嫌が応にも高まる。

2020年は五輪延期に伴って6月から競輪に復帰。いきなり同月の高松宮記念杯競輪を完全優勝。10月の寛仁親王牌も優勝して、半年間のブランクを感じさせなかった。2021年は五輪出場に備えて競輪に出場せず、万全を期して本番へと臨む。

 

出場選手3:橋本英也(はしもと・えいや)27歳

氏名 橋本英也
よみかた はしもとえいや
所属 岐阜県
期別 113期
年齢 27歳
級班 A級2班
戦法 逃げ
出場種目 男子オムニアム

 

橋本選手は競輪選手としての実績は少ないものの、学生時代は自転車競技でその名を知られている。

岐阜県立岐南工業高校在学中の2010年と2011年の高校総体および国民体育大会では追抜レースで連覇を遂げ、さらに2011年のアジア競技大会では、団体追抜で優勝している。

鹿屋体育大学進学後も多くの大会に出場して優勝歴を重ね、国内では高校在学中の2011年から出場しているトラックレース日本選手権で個人追抜4連覇を果たし、2012年には同種目予選で4分30秒441の日本新記録を樹立するなど、実力の程を見せつけた。

日本人選手6名の中では国際大会での戦績が一番豊富であり、全11個の獲得メダル数がそれを物語る。

先述の脇本同様に、メダルへの期待が非常に大きい選手といえる。

女子出場選手の顔ぶれを紹介!

(左から、小林・梶原・中村各選手)

 

出場選手1:小林優香(こばやし・ゆうか)27歳

氏名 小林優香
よみかた こばやしゆうか
所属 佐賀県
期別 106期
年齢 27歳
級班 L級1班
戦法 自在
出場種目 女子スプリント、女子ケイリン

小林優香選手はガールズケイリン(女子競輪)における有力選手の一人であり、日本競輪学校在校成績1位での卒業など、デビュー前から能力の高さを注目されていた逸材。

デビュー後もガールズケイリン3タイトル(ガールズケイリンコレクション、ガールズケイリンフェスティバル、ガールズグランプリ)制覇のほか、デビューからの連勝記録22(当時の新記録)や予選連勝記録37など快進撃を続けていた。

2016年からは自転車競技にも取り組み始め、積極的に海外のレースにも参加。2018年のトラックワールドカップでは銅メダルに輝き、女子選手として初めてメダルを獲得。

2021年は、五輪に出場する他選手同様に競輪には出場せず調整に励み、5月には香港で開催されたUCI(国際自転車競技連合)ネイションズカップ(UCIトラックワールドカップの名称と開始時期を変更したもの)で優勝し、金メダルを獲得。五輪でのメダル獲得に向けて勢いをつけている!

 

出場選手2:梶原悠未(かじわら・ゆうみ)24歳

氏名 梶原悠未
よみかた かじわらゆうみ
出身 埼玉県
所属 筑波大学大学院在学中(非競輪選手)
年齢 24歳
出場種目 女子オムニアム、女子マディソン

 

梶原悠未選手は高校入学(筑波大学附属坂戸高校)と同時に、競泳と並行して自転車競技を始め、高校3年時にはジュニア・アジア自転車競技選手権大会で5種目優勝という快挙を成し遂げ、筑波大学進学後の2017年にはUCIトラックワールドカップ第3戦女子オムニアムで優勝し、日本の女子自転車競技選手として、全種目を通じて史上初の金メダルを獲得した。

その後も多くの国際大会で優勝を重ね、2020年は世界選手権自転車競技大会の女子オムニアムで優勝し、五輪代表に選ばれた。UCIランキングでも女子オムニアム1位にランクされており、同種目における有力選手と位置付けられている。

今大会ではオムニアムのほか、中村妃智(後述)とペアを組むマディソンにも参加する。一人で過酷な2種目に挑戦するためハードな戦いとなるが、若さと勢いでどこまで戦い抜けるかが注目される。

 

出場選手3:中村妃智(なかむら・きさと)28歳

氏名 中村妃智
よみかた なかむらきさと
出身 千葉県
所属 日本写真判定株式会社(非競輪選手)
年齢 28歳
出場種目 女子マディソン

 

中村選手は、中学までは水泳とバスケットボールの選手であったが、千葉経済大学附属高校入学とともに自転車競技に転向。

進学先の日本体育大学でも継続したものの、病気が原因で一時離脱するなどの辛酸も舐めた(翌年に復帰)。

大学4年時にはアジアトラック選手権大会のポイントレースで優勝。日本写真判定入社後も、2017年UCIトラックワールドカップ女子パシュート(団体追抜)で日本女子初の3位入賞。

翌2018年はアジア自転車競技選手権大会女子チームパシュートとエリート女子マディソン(30㎞)でも金メダルを獲得し、一躍注目を浴びるようになる。

繰り返しアタックすることで相手を倒すことができると信条にしており、一度倒されても倒されっぱなしにされない精神力の強さが身上。

その持ち前の粘り強さで、世界を相手にどう戦うかが見ものである。

まとめ

オリンピックの見どころを3つまとめてみた。

・6選手はみな実力最上位、かつ世界を相手にできる経験豊富な猛者達

・注目はスピードに勝る脇本、勢いに乗る小林、国際大会の経験豊富な橋本

・近年、選手のレベルが向上しているので、メダル獲得の可能性が大きい

勝負事において一番大事なのは「天の時、地の利、人の和」という戦いの三要素。

運はともかく、地元日本で戦えるというメリットがある。

あとは選手たちが結束を高めて、メダルを獲るという強い気持ちを持ち続けることが大事だな!!

日本自転車競技界の名誉とプライドを賭けた熱戦が展開されると、大いに期待したい。

今回は以上です。

そんじゃまた!

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